1880年代、パリのロワイヤル通り18番地に創業した高級クリスタルと磁器のセレクトショップ「デルヴォー」
バカラ、クリシー、アビランド、セーヴルなどの有名ブランドの取り扱っていましたが、それらを売るだけの小売店ではありませんでした。
絵付けを施す職人をかかえ、オリジナルのデザインで流行を生み出していったのです。
こちらのクリームポットにあしらわれた、可憐なピンクのローズは、人気の高いロココスタイルの絵付けの王道スタイルです。
一方で、鮮やかなコバルトブルーと金彩の直線的なラインは、1920年代に一世を風靡するアール・デコの先駆けを感じさせます。
カップの裏にある「DELVAUX Rue Royale Paris」というサインは、まさに「名門窯が作った上質な磁器に、デルヴォーのパリの工房で職人が美しく絵付けを施した」という証です✧