蓋のつまみがバラのモチーフになった素敵なロココスタイル(ルイ15世スタイル)の素敵なティーポット✽.。.:*
19世紀後半にパリで活躍したオルフェーヴル、ボワン・タビュレのお品物です。
ロカイユ、月桂樹、葦などのレリーフが打ち出しであしらわれており、持ち手はエボニー(黒檀)で、葉のレリーフが彫刻されています。
18世紀の最高品質のシルバーウェアから直接インスピレーションを受けて生まれた美しい作品からは、ボワン・タビュレのロココ芸術に関する知識の高さと、それを表現できる技術を兼ね備えた熟練した職人技を感じる事ができます✧
Boin Taburet
1873年に骨董商のジョージ・ボワンと宝石商のエミール・タビュレによって設立されました。
1880年代後半にルイ15世スタイルのシルバーウェアへの関心を復活させたと言われており、1889年のパリ万博でゴールドメダルを受賞しています。