花を描くことを得意としたフランスの画家、フランソワ・リヴォワール(1842年-1919年)の作品です。
作品の多くは素描や水彩画で、油彩画は非常に珍しく貴重です。
落ち着いた色彩の中に、咲き誇るみずみずしいローズがひと際美しく描かれ、心を奪われてしまいます。
バラの葉、茎、草花、画面の右上の空や木々の背景も細かく丁寧に描かれています。
美しい絵画の雰囲気にピッタリの豪華な額装は、この絵の為に作られたオリジナルです✧
水彩画・パステル画とは違う、フランソワ・リヴォワールの世界を楽しみください。
向かって左下に「Rivoire 1873 」のサイン有り。
1866年 パリの『サロン』でデビュー
1894年 パリ万国博覧会、金メダル
1906年 レジオン・ドヌール勲章
オルセー美術館のコレクションに作品収蔵