2020年10月23日
『焼き物屋としては かなり¨とっぱずれ¨ているらしく どうにも止まらないのが古陶のルーツを探りたい という希求。
あちこち経回った揚句、やっと中国古壺跡に足を踏み入れ始めた。
四十年近くかかったのだから まさしく蝸牛の歩みだ
加えて幼い頃からの強い強い憧れであった「西城」
熱砂のなか あえぎつつ 仏教壁画の窟をめぐり、漢代からの関所跡に立つ。
それは、日本という島国に様々な文物をもたらし この国独自の思想や文化を開花させた その故郷をたずねたい という想いからだ
自ら その地に立ち、古に心翔ばすことで 今何を作るべきかが見えて来ると…。』
森岡 由利子
深まり行く秋。
大自然の中で作陶を続けていらっしゃる、二人の素晴らしい陶芸家の作品展を開催いたします。
土と炎の力強さと、生命力にあふれた成好先生の焼き締め。
李朝の凛とした美しさを継承する由利子先生の白磁。
品性と品格を兼ね備えた優しく温かみのある器は、お二人の心がそのまま形作られたようです。
開催期間:2020.11/5(thu)-11/10(tue)【先生来鹿 11/7(sat)-11/8(sun)】
皆様、是非足をお運びくださいませ。
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