海外買い付け日記 PART1 ~フランス・イギリス・ベルギーへ~

一月中旬より二週間ほど、フランス・イギリス・ベルギーへ素敵な物との出会いを求め、出かけてきました。海外買い付けというと、とても優雅で楽しいイメージでしたが、あいにくの天気の中、1日1万歩以上(多い日は2万歩以上!!)歩き、心に響くもの・皆さまに喜んでいただけるものを探す、精神的にも肉体的にもかなりハードな日々でした。そんな毎日の中、目にした風景を 海外買い付け日記 PART1 でお届けします。

まずはフランスへ……

『花の都』 パリは雨続きでした。白く霞んだような空気の中に建つ建物は、どれも神秘的に、厳かに見えました。

MAISON & OBJET (フランス語で 家とさまざまなもの というような意味。パリで開かれる家具・生活雑貨・テキスタイルなどの国際見本市)では、世界の流行の一歩先をいく素敵なアイテムを求めて世界中から集まったバイヤー達の中、総面積13万㎡という巨大な展示場内を3日間、競歩で駆け抜け、商談してきました。それぞれのアイテムに感動し、集まった人達の熱意に刺激されました。

レ・ザビ・ヌフでは、今ではなかなか出会えないような素敵な柄の古布を使ったアイテムを買い付け。

レ・ザビ・ヌフ ファンの皆さま、どうぞ楽しみにお待ちくださいね!!!

続いてはタリスに乗ってベルギーへ……

ベルギーも、冷たい雨… こちらでは、BRAFA Antique Fair

会場内は、高級感溢れ、素晴らしいアンティーク家具や銀器、テーブルウェアなどため息がもれるようなアイテムが並んでいました。プライスをお聞きして、またため息が……どこかの国の王様でなければ手に入らないようなプライスでした!「このフェアーに集まったアンティークに以上に素敵なアンテイークを、よりリーズナブルに皆さまにお届けしよう!!」そう心に決め、ますます競歩に力が入り、この日は2万歩以上歩きアイテムを探し続けました。 

ユーロスターに飛び乗り、向かったロンドンでは……

室内でのアンティークフェアでの商談を終え、外に出てきたときは、すっかり日が暮れていました。帰りのタクシーの中から「さよなら~~ビッグベン…さよなら~~ロンドン……」 素敵な物との出会いもあり、興奮と疲れのせいでパリへ帰るユーロスターの中では、皆深い眠りについてしまいました。

Rome was not built in a day. 偉大なことを成し遂げるには、努力と時間がかかります。素敵なもの、特に素敵なアンティークのものをリーズナブルに見付けるのは大変な努力と時間がかかることを身をもって体験した2週間の海外買い付け出張でした。

ハードな日々の中、目に飛び込んでくるお花屋さんの鮮やかで優しい花達に癒されました。

この子は何という名前かしら……???

「海外買い付け日記 PART2」では、今回買い付けてきたもののうち、ほんの少しご紹介したいと思います。

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