2020年11月6日
木々が織りなす錦繍が山を染め上げる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
ギャラリーでは、11月5日(木曜日)より10日(火曜日)まで
和歌山の森岡成好(しげよし)先生、森岡由利子先生の二人展を開催いたしております(^^)
成好先生は、南蛮焼締を中心に粉引、灰釉の作陶を行っておられ、
近年では白南蛮、黒釉の「深い」作品がファンの心を鷲掴みにしています。
大壺はニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクション(永久展示品)にも選定されました。
作品の中にはこんな遊び心も♪
『大人(たいじん)は赤子(せきし)の心を失わず』 ですね。
由利子先生は、李朝やそれよりもっともっと古い時代の白磁を目指して作陶を行っておられ、
薪窯で焼かれるしっとりとした骨董さながらの白磁は、日本のみならず韓国でも高い評価を受けています。
そんな偉大な先生方の作品に、
今回も、いけばな小原流の鈴木茜先生がこの上ないいけばなを施して下さいました。
持ち込まれた花材は鹿児島市内では滅多に見られない植物ばかり。
アケボノソウ、フユイチゴ、十六夜薔薇、ピジョンブラッドのガマズミなど・・・・・
これだけ集められるのは、本当に大変でいらっしゃったと思います。
お庭から貴重な植物を提供して下さった鈴木先生の周りの方々のお優しさにも、心から感謝申し上げます。
それぞれの花入が命を吹き込まれたかのように生き生きと輝く瞬間・・・。
この歳になると、美しい物を見ると目頭が熱くなってきます。
素晴らしい先生方の作品の融合で、展示会場全体がアートなんです。
この感動を皆さまにも是非味わっていただきたいです。
ご来店、心よりお待ちいたしております。
※Instagram更新中です☆ ギャラリー陶夢Instagram からご覧いただけます!
ミッドセンチュリー家具を取り扱う姉妹店、HARRYS ANTIQUE MARKETのホームページはこちらです→ HARRYS ANTIQUE MARKET 是非ご覧になってみられてください☆HARRYS ANTIQUE MARKET Instagramもよろしくお願いいたします☆