2015年9月15日
本日ご紹介させていただきますのは、和のテイストだったお住まいのリフォームのお手伝いをさせていただいたお住まいです。
ご自分の大好きなアンティーク家具や照明に囲まれ、そのままでも充分素敵になさっていらっしゃったのですが、
ある日、欄間を外して、襖も外して、大々的にリノベーションをご検討中とのお話をうかがったオーナーがそんなに勿体無いことしなくてもペイントやステンドグラスをはめ込むことで雰囲気を変えられますよ!とお話したところ、プチリフォームをする事に…
木の風合いを活かしながら、欄間の周りや網代の一部を漆を思わせる黒で塗る事になりました。
ゴールドと黒の組み合わせがとても美しい、落ち着きのあるとても癒されるお部屋になっております。
バカラのシャンデリアが和のテイストにもとても素敵です♬
夜にはシャンデリアの灯りが黒に反射し、クリスタルの輝きにまたウットリと見惚れてしまうそうです・・・♡
ブロンズのリボンモチーフのとても可愛いウォールランプは鴨居にお取り付け!!
電気工事のスペシャリストSさんに、取り付けが可能か確認したところ、すぐに「できますよ☆」と二つ返事で、欄間の中に配線を隠して本当に綺麗に取り付けていただきました。
グラヴィールのドアを加工し、間仕切りにした箇所は黒にペイントをして、貼り付けたモールディングの一部にゴールドをのせて、アクセントを付けております。
1783年に作られた、とても素敵なペイントのアルモワールが、生まれ変わった空間に、より一層フレンチの雰囲気を与えてくれます・・・♡
そして、グラヴィールのドアを取り付けましたら、予想だにしなかった不思議な現象がが起こったのです…。
グラヴィールを通してシャンデリアを眺めると、隣のお部屋に取り付けたヴァセリンの三灯吊りが、グラヴィールの中で重なって見えるのです。
角度を変えたり、反対から見たりしても重なり合い、この美しい幻想的な景色に皆で感激!ため息がこぼれました・・・。
本当に、本当に美しい……♡
グラヴィールドアと反対側の間仕切りには、あまりお目にかかれないミュージアムピースクラスのエナメル彩の大変綺麗なステンドグラスを使用。
陽の光で見ても、夜はシャンデリアの灯りで見ても、どちらも見惚れてしまう輝きです・・・。
ヨーロッパではバードは幸福のモチーフとして色々なところに使われております。
どこから見てもとても綺麗…
隣のお部屋の欄間には、アール・デコのアーティスト、GENET&MICHON作のウォールランプをお取り付けいたしましたら、以前のヴァセリンの三灯吊りだけの時より雰囲気が出てとても素敵!!と大変ご満足していただけました。
輝きがとても美しく、和の雰囲気にもピッタリですね!
テーブルランプやウォールランプのような間接照明があると、お部屋の雰囲気がまた一段と素敵になります。
玄関を入ってすぐの引き戸にはグラヴィールをはめ込み、お部屋に入ってくる時にはグラヴィールを通してシャンデリアがとても美しく映し出されます。
撮り忘れていたのが非常に残念…。
観音開きの収納扉はモールを回し、壁の色に似た色合いのペイントをして、モールにゴールドをのせております。
それだけでこんなに美しく甦るのですね。
ペイントや建具等を変える事でお部屋の雰囲気はガラリと変わります。
またこの方はべアトリスのカーテンも取り付けて窓も素敵になさっていらっしゃいます。
今あるものを活かしながらリフォームする楽しみ、とても素敵ですね。