2019年4月16日
4月に入って入学式や入社式など新しい春、
新しい生活が始まった方もいらっしゃることでしょう。
『春』というと、なんとなくのんびりした気分になってしまうのは、なぜでしょう。
春は、ゆっくりお散歩をしたくなりますよね。
空を見上げると、春霞の空。
色とりどりのお花も優しい色に感じるのは、なぜでしょう。
春を代表する花というと、桜ではないでしょうか。
毎年、美しく咲く桜に、魅了されてしまいます。
そして、桜が散る頃、なんとなくさみしくなってしまうのは、なぜでしょう。
豪華なシャンデリアや美しいクリスタルの壁灯もとっても素敵。
でも、「春」はヴァセリンの柔らかい光に心奪われるのは、なぜでしょう。
ヴァセリンのランプシェードは、今では作られておらず、大変貴重な存在。
ひとつひとつに違う味わいがあって、なんともいえない魅力に溢れています。
手描きで繊細に描かれているバラ。
春の陽射しを浴びて、輝いているようです。
そして、
特徴的な乳白色のヴァセリンのランプシェードは灯りを燈すと
ぽわっと、ほわっと、温かみのある優しい光であたりを包みます。
まるで、癒されているような感覚に。
一灯吊りのランプシェードは、
豪華なシャンデリアの美しさとは違う、美しさで私たちに何かを伝えようとしているようです。
春の夜。
ふと空を見上げると、朧月。
朧月夜に、ヴァセリンのランプシェードの優しい光に癒されたくなるのは、なぜでしょう。