2019年11月5日
秋の空が高く、気持ちの良い秋日和が続いています。
そして、秋の深まりとともに冬の訪れも感じる今日この頃。
ファイアンス焼きの陶器が持つ、独特の柔らかな美しさに魅せられています(^^)
フランスを代表するファイアンス焼き陶器ブランドのひとつ。
「GIEN-ジアン-」窯のアンティークの陶器。
「GIEN -ジアン-」は、1821年パリの南ロワール河岸にある、とても美しくのどかな「ジアン」という町に設立された歴史ある窯です。
創業当時は、人々の生活に密着した陶器が中心でしたが、パリ万国博覧会での金賞を受賞したことで注目を集め、ヨーロッパ各国の貴族や名家からのオーダーメイドのテーブルウェアを手掛けるなど、知名度を高めていきました。
毎日でも使いたい!と思ってしまうような、可愛らしいプレートは、創業当時の
生活に密着した陶器を作っていた頃を感じさせてくれます。
すずめたちの賑やかなおしゃべりや、波の音、吹き渡る風の音まで、聞こえてきそうです。
そして、
「Choisy Le Loi -ショワジール ロア-」
市民革命後のフランス南東部の郊外で、作陶を始めたファイアンスリー。
小さなプレートに、可愛い鳥たちの楽しげに空を飛びかう姿が描かれています。
小枝に止まり、美しい声でさえずる小鳥。
様々な植物も、活き活きと描かれ……。
優しく、温かみのある陶器に時間を忘れて、魅入ってしまいます。
フランスの産業革命当時の最先端技術「銅板転写」で作られた陶器。
小鳥たちの楽しげな光景や生き生きとした植物も、
可愛らしいだけでなく、
懐かしく、
温かく、
そしてなぜか、せつなくも感じられる。
それが、ファイアンス焼きの魅力なんだなぁ…と、
しみじみ実感しています。
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