2017年9月25日
皆さま、Papier Macher(パピエ・マシェ)という装飾の技法をご存知ですか?
パピエ=紙、マシェ=かみ砕くという意味のフランス語で、紙をニカワで何層にも固めて強化した上にラッカーを塗って漆を模す技法の事を言います。
ヴェルニ・マルタン同様に、東洋への憧れからヨーロッパで生まれた装飾技法です。
初めの頃は、ハンドペイントや宝石で装飾を施した小物入れなどが主流でした。
ギャラリー陶夢にも、螺鈿(らでん)の装飾が美しいトレイや、ライラックの花々が美しく描かれた小物入れなど…とても素敵なパピエ・マシェがございます♡
日本の漆への憧れが感じられる素敵な小物は、細部までこだわりが詰まっていて、見ているだけで幸せな気持ちになります。
やがて、家具も作られるようになり、小物の時には紙だけで製作されていたものが、強度を保つために、木とパピエを組み合わせて製作されるようになりました。
漆器を模した技法は、その後フランスで独自の発展を遂げます。ラッカーの黒地に花々を優雅に描くフランスならではのスタイルは、現在でも、フランスのみならず、世界中の人々を魅了しています。
先日入荷したばかりのコンソール・テーブルとジャルディニエも仕上がってまいりました♪
一輪一輪繊細に描かれた花々が映えますね。
いかがでしたでしょうか?
パピエ・マシェの魅力を皆さまにお伝えできれば幸いです♡
お気になられるお品物がございましたら、お手数ですが、お問い合わせくださいませ。
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