パピエ・マシェの魅力♪

 

皆さま、Papier Macher(パピエ・マシェ)という装飾の技法をご存知ですか?

パピエ=紙、マシェ=かみ砕くという意味のフランス語で、紙をニカワで何層にも固めて強化した上にラッカーを塗って漆を模す技法の事を言います。

ヴェルニ・マルタン同様に、東洋への憧れからヨーロッパで生まれた装飾技法です。

初めの頃は、ハンドペイントや宝石で装飾を施した小物入れなどが主流でした。

ギャラリー陶夢にも、螺鈿(らでん)の装飾が美しいトレイや、ライラックの花々が美しく描かれた小物入れなど…とても素敵なパピエ・マシェがございます♡

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の漆への憧れが感じられる素敵な小物は、細部までこだわりが詰まっていて、見ているだけで幸せな気持ちになります。

 

やがて、家具も作られるようになり、小物の時には紙だけで製作されていたものが、強度を保つために、木とパピエを組み合わせて製作されるようになりました。

漆器を模した技法は、その後フランスで独自の発展を遂げます。ラッカーの黒地に花々を優雅に描くフランスならではのスタイルは、現在でも、フランスのみならず、世界中の人々を魅了しています。

先日入荷したばかりのコンソール・テーブルジャルディニエも仕上がってまいりました♪

 

 

 

 

 

一輪一輪繊細に描かれた花々が映えますね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

パピエ・マシェの魅力を皆さまにお伝えできれば幸いです♡

 

お気になられるお品物がございましたら、お手数ですが、お問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

 

 

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